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あらゆる防水部品に採用される注目度の高い工法とは

精度の高い防水部品の製造は、精密機器を生産する上で不可欠なものです。こちらでは、防水部品の製造に採用される技術の一つ「ホットメルトモールディング」についてご紹介します。

ホットメルトモールディングの特徴

ホットメルトモールディングの特徴

ホットメルトモールディングは、従来のプラスチック成形に比べ、極めて低い圧力で成形できるという特徴を持ち、デリケートな電子部品のインサート成形を可能にした画期的な工法です。溶融温度が低く冷却時間が短いため、生産性向上にも貢献します。

従来の工法に比べ部品点数が削減でき、スマートな形状に仕上がります。そして、高性能な防水部品の製造が実現するという大きなメリットがあります。

その理由は、成形時にかかる圧力が低く、部品や基板に対するダメージを抑えた成形を行うためです。また、接着剤ベースの低粘度樹脂を用いることで、各種基材との高い密着性が得られ、微細な隙間・複雑な形状の充填性にも優れています。

そのため、防水・防塵などの性能が求められる防水部品の製造に適しています。

ホットメルトモールディングと2液ポッティングで加工時間が大きく違うのは何故?

ホットメルトモールディングと2液ポッティングでは、硬化メカニズムと加熱養生の有無に違いが見られます。2液ポッティング材は化学反応により硬化しますが、ホットメルトモールディングの場合、化学反応無しで即固化します。2液ポッティングでは、硬化に30分以上かかるのが一般的ですが、ホットメルトモールディングでは、数十秒〜2分程と極めて短時間で硬化します。そのため、金型内に射出後わずかな時間で成型が完了し、すぐに次の工程に取り掛かることができるのです。

防水部品や内蔵アンテナなど部品の開発・量産依頼は、松山テクニカルワークスにお任せください。部品製造で培った技術を駆使した部品開発を行っています。試作品の製作から量産まで、迅速・丁寧に対応いたします。短納期安価での製作についてもお気軽にご相談ください。